森シリーズ
早川町に移住してきた木村が、早川町にいたからできた作品だと考える重要な作品がこの森シリーズです。
幾度と無く森を歩き回るうちに、初めは感じることができなかった森に生きるものたちの気配。
人が犯してはいけない神聖な空気や、自分が小さな動物になったような恐怖、普段とは違う森の時間の流れなど、実際に森に足を踏み入れて感じた様々な要素が、各所に表現されています。
屋内外それぞれの作品があります。森とつなぐ仕掛けが施された、季節によって表情の変わる屋外作品。一方、オーガンジーに墨で描かれた動物たちが見え隠れする森の風景を表現した屋内作品。ライティングによって刻々と変化する森の表情。森の音や香り・・・
森ではない場所に、実際の森以上に森を感じることができる空間を体験することができる作品です。
過去に行われた展覧会
- 「森を遊ぶ・木村崇人展」 すみだリバーサイドギャラリー・アサヒビール吾妻橋ビル(東京/2008)
- 「木村崇人・森_living展」 世田谷文化生活情報センター 生活工房(東京/2009)
- 「星の木もれ陽を探して」 文化フォーラム春日井・交流アトリウム(愛知/2011)
- 「森ラジオ ステーション × 森遊会」 いちはらアート× ミックス(千葉/2014,2017)- パーマネント作品
- 「赤城山をつなぐ」アーツ前橋(群馬/2016)
- 「森の氷本」森のはこ舟アートプロジェクト(福島/2016)