こもれびを食べる動物
こもれびを食べる動物になろう!
こもれびを食べる動物・・・ってきいてどんな動物を想像しますか?
ピンホール現象を利用した、表情豊かなマスクをかぶって周りを見ると不思議な世界がマスクの中に広がっています。
色々な風景を見たくて、頭をフリフリしながら歩き回るその姿は、まるでエサを探しながら歩き回る不思議な動物のよう!!
さあ、皆さんも一緒にこもれびを食べる動物になってみませんか?
過去に行われたワークショップ
- 「こもれびを食べる動物になろう!」 広島市現代美術館(広島/2010)
- 「こもれびを食べる動物になろう!」 長野県信濃美術館(長野/2011)
ワークショップの様子
ご挨拶
まずはみんなで『こもれびを食べる動物』はどんな顔をしているか・・・想像してみます。
こもれびを食べる動物は実在しない動物だから、どんな顔をしても間違ありません!
楽しく自由に考えて、自分が考えたこもれびを食べる動物について話し合ってみます。
作業の説明
表情は自由に飾り付けすることができますが、マスクの本体はピンホール現象が効果的に得られるような設計になっています。
用意された紙についた印に沿って組み立てれば間違いありませんが、間違った場所を切り落としてしまったり、穴をあける場所を間違えてしまうと大変!
しっかり話しを聞いて自分の席に戻ったら、間違えないように慎重に作業を進めましょう。
本体の組み立て
本体に使用する紙には印がついているので、難しい作業は特にありません。
必要な線に沿って紙を切ったら、穴を開けて箱になるように組み立てます。
本体ができれば一安心。
マスクに表情を作る
ここからは、自由に飾り付けをする作業なので一番楽しいですね!
初めに想像した『こもれびを食べる動物』を思い出しながら、目や鼻や口の形を作っていきます。
めがねをかけさせたり、髪の毛をフワフワさせたり・・・
自分の想像した顔を作っていきましょう。
もちろん、途中でイメージが変わっても大丈夫。
用意された色紙や封筒などを使って、自分だけの面白いマスクを作ります。
外に出て観察する
マスクが完成したら外に出ます。
屋内でも使用することはできますが、光が弱いと面白い現象が見られません。
マスクの使い方やきれいに見えるコツを聞いたら、マスクを顔に当ててのぞいてみましょう。
マスクの中にはピンホール現象によって映し出された外の風景が映し出されます。
お友達に手を振ってもらったりすると、実際に動いている様子もしっかり見ることができるので、より面白さが増します。
日差しが強ければ強いほど、色も形もはっきりと映し出されます。
参考写真:こもれびを食べる動物になろう!(広島市現代美術館・長野県信濃美術館)